クズレ科

「やわらかテクノトピア」の家々や床や壁、生命にまで至るほぼ全てを構成している生物であり、テクノ族である。 
一匹の大きさは20cmほどで、透明で丸っこいゲル状の柔らかい身体を持っている。特殊な液体を分泌し外郭を作って様々な危険から身を守る。
 テクノトピアのもともとの姿はクズレたちが作った果てしなく大きな外郭であり、生物たちはそこに穴をあけて居住区としているのだ。
 知能はあまりないが、身体は環境の変化や災害には非常に強い。 集団で生活し、その外郭は知能を持つ人々の住処として利用される。
また、クズレ自身も動力に利用されることがある。 成長し硬くなったクズレは群れから離れ、さなぎになって ヒトナリ ジョクズレ 樹 のどれかに成長する。